#Van Riperの吃音の方程式は吃音をよくするヒントが隠されています。 [メンタルヘルス]

 
Van Riperの吃音の方程式

S=   (PFAGH)+(Sf Wf)+Cs

    ___________________________________________

           M+Fl
P=Penalty(罰) 吃音のことで罰をあたえられたこと。過去におこったことも含みます。

F=Frustration(フラストレーション) 経験に残っているフラストレーション

A=Anxiety(不安)  不安があるとき

G=Gulit(罪)    罪の意識

H=Hostility(敵意) はけ口の必要な敵意

Sf=Sittiuational fear (場面に対する恐れ) 

Wf=Word fear 過去の湯愉快経験による特定の語や音に対する恐れ

Cs=Communicative stress(話すことに対する心理的圧迫)

   話すことに関する大きな場面

   (聞き手が立ち入りそうなとき、話を中断されたとき、)、

  重要なことを言わなければならないとき、

M=Moral(士気) 

  士気あるいは、自我の強さ、自信

Fl=Fluency(流暢さ) 自分の感じている流暢さの程度 


Van Riperは吃音の有名な先生です。

この方程式によると、


1、吃音の人が何かで認められた人は吃音が少なくなります。

2、過去にどもったことのある場面や言葉に近づいたとき

 いつもよりどもるかもしれません。

3、その場面が重要なとき、どもるかもしれません。

4、不安や罪の意識を感じているとき、

  吃音が重くなるかもしれません。

5、吃音の人はうまく話せた体験や何かを成し遂げた経験がある人は

  吃音が少なくなるかもしれません。


1、どもって話してしまい、失敗したことを気にすると、

もっと悪くなってしまいます。

反対に、どもって失敗したことをあまり気にしないと

あまり悪くはならないのです。

2、吃音の人が、社会的に認められる大きなことを成し遂げると、

  かなりよくなってしまうことがあります。

 「とくダネ」の小倉智昭さん

横浜薬科大学学長 ノーベル物理学賞  江崎 玲於奈さん





実は、私も大学院に入学したころには、

かなりよくなっていました。





  
<参考文献>
言語障害概説
永淵正昭
大修館書店

180~181
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