大手広告会社・電通の新入社員だった高橋まつりさんが
昨年12月に過労自殺した問題
1991年にも入社2年目の男性社員が過労自殺しています。
電通「鬼十抜粋」 (抜粋)
▽取り組んだら「放すな」、
殺されても話すな、目的完逐までは・・・・・・・・・・・・
▽周囲を「引きずり回せ、
引きずるのと引きずられるのとでは、
長い間に天地の開きができる
▽「自信」を持て、自信がないから君の仕事には、
迫力も粘りも、
そして厚みすらがない
▽頭は常に「全回転」、
気を配って、一分の隙もあってならぬ、
サービスとはそのようなものだ
▽「摩擦を恐れるな」
摩擦は進歩の母
積極の肥料だ
でないと卑屈未練になる
<第4代吉田秀雄社長の遺訓>
(読売新聞2016 10,15 3面)
この電通「鬼十抜粋」 は半世紀以前に作られたものだそうです。
1991年にも入社2年目の男性社員が過労自殺したときに外されたようですが
残っているようです。
電通の社員に「完璧主義」を強要しているように見えます。
▽頭は常に「全回転」、
気を配って、一分の隙もあってならぬ、
「完璧主義をもつ」は、自分がうまくいかないときは、とても落ち込みます
うつになる可能性が高いです。
自殺の可能性も高い
社員が失敗すると、はげしく責めることになります。
「パワーハラスメント」にもなります。
社員の居場所がなくなる。
▽
大手広告会社・電通の新入社員だった高橋まつりさんが
昨年12月に過労自殺した問題は、
残業時間が多いだけが問題ではない。
電通「鬼十抜粋」にあるような
電通の会社の雰囲気に問題がるようです。
2017-01-03 17:00
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